category: 嘘日常
DATE : 2007/09/08 (Sat)
DATE : 2007/09/08 (Sat)
「間に合わん~」
僕は走った。
おもいっきり。
昨日の夜、ファミコンをやりすぎたんだ。
この前発売された、ドラゴンファンタジィ ~天空のクリスタル~を。
でも、もうちょっとで学校に着く。
僕はスピードをあげた。
そのときだった。
「キャッ!」
「いってー!」
角を曲がってきた女の子とぶつかってしまったのだ。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫なわけないでしょ!もう、気をつけてよね!」
女の子はそう言うと立ち上がり、スカートをパンパンと払い走っていった。
後ろ姿をボーッと見つめる僕。
見慣れない顔だったが、ウチの制服だ。
なぜか口にはトーストをくわえていた。いつの時代の漫画だよ。
でも、僕の中では何か期待が高まっていた。
なんでだかはわかんないけど。全然。
学校の門の所には生徒指導の先生がいた。
その横を通り過ぎようとすると、
「コラ、遅刻だ!とまりなさい」
と言われた。
そして、散々説教された。クソッ。
これも、あの女のせいだ。
教室のドアを開けると、すでにホームルームが始まっていた。
僕が自分の席に向かうときに、ちょうど先生はこう言った。
「では、転校生を紹介する。入ってきなさい」
ガラガラガラ・・・
教室を開けて入ってきたのは、見覚えのある顔。
教室がザワつく。
そして、転校生は自己紹介を始めた。
「みなさん、はじめまして。トーストです」
僕は走った。
おもいっきり。
昨日の夜、ファミコンをやりすぎたんだ。
この前発売された、ドラゴンファンタジィ ~天空のクリスタル~を。
でも、もうちょっとで学校に着く。
僕はスピードをあげた。
そのときだった。
「キャッ!」
「いってー!」
角を曲がってきた女の子とぶつかってしまったのだ。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫なわけないでしょ!もう、気をつけてよね!」
女の子はそう言うと立ち上がり、スカートをパンパンと払い走っていった。
後ろ姿をボーッと見つめる僕。
見慣れない顔だったが、ウチの制服だ。
なぜか口にはトーストをくわえていた。いつの時代の漫画だよ。
でも、僕の中では何か期待が高まっていた。
なんでだかはわかんないけど。全然。
学校の門の所には生徒指導の先生がいた。
その横を通り過ぎようとすると、
「コラ、遅刻だ!とまりなさい」
と言われた。
そして、散々説教された。クソッ。
これも、あの女のせいだ。
教室のドアを開けると、すでにホームルームが始まっていた。
僕が自分の席に向かうときに、ちょうど先生はこう言った。
「では、転校生を紹介する。入ってきなさい」
ガラガラガラ・・・
教室を開けて入ってきたのは、見覚えのある顔。
教室がザワつく。
そして、転校生は自己紹介を始めた。
「みなさん、はじめまして。トーストです」
PR
忍者ブログ [PR]